東海道新幹線の大規模改修着工前倒し
横須賀線武蔵小杉駅に立つと東海道新幹線が真ん前を突っ走る。

JR東海が先月下旬、2018年から予定していた東海道新幹線の老朽化を食い止める大規模改修を前倒しし、4月から始めると発表した。試験結果に基づく長寿命化に繋がる新工法を活用して、予防保全を図る。民営化後初めての大がかりな若返り工事は鉄橋やトンネル、高架橋が対象。高度成長期に整備されたインフラが老朽化する中、東日本大震災もあり、対策を早期に完了させることにした。
写真は多摩川の鉄橋や鶴見川のコンクリート橋を渡る新幹線。

東京・新大阪間にはこの鉄橋が233カ所。またコンクリート高架橋計148キロ、トンネル66カ所計70キロも対象。
既存の施設を補強したり、負担がかかる部材を交換したりするもので、新しく造り直すことはしない。このため、工事期間中の新幹線運休は避けられるという。工期は23年3月まで、総工費は7300億円。工費の一部には、将来の大規模改修に備えて10年以上積み立ててきた3500億円を充てる。
さっそく近くを走る新幹線チェックに出掛けた。横浜市港北区では東横線の上を横切る。

バス通りの高架上も。

高架橋を見上げると既に補強が一部されているようだ。

品川駅直前には八ツ山トンネル。山肌との隙間には樹脂を埋めることになる。

最近、上越・東北新幹線のトンネルでモルタルが剥げ落ちたニュースも伝えられた。
いつかは大震災が襲う地域を走り、笹子トンネル事故にて老朽化対策が急務と知らされ、各地で早めの着実なインフラへの措置が進んで欲しいもの。

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JR東海が先月下旬、2018年から予定していた東海道新幹線の老朽化を食い止める大規模改修を前倒しし、4月から始めると発表した。試験結果に基づく長寿命化に繋がる新工法を活用して、予防保全を図る。民営化後初めての大がかりな若返り工事は鉄橋やトンネル、高架橋が対象。高度成長期に整備されたインフラが老朽化する中、東日本大震災もあり、対策を早期に完了させることにした。
写真は多摩川の鉄橋や鶴見川のコンクリート橋を渡る新幹線。


東京・新大阪間にはこの鉄橋が233カ所。またコンクリート高架橋計148キロ、トンネル66カ所計70キロも対象。
既存の施設を補強したり、負担がかかる部材を交換したりするもので、新しく造り直すことはしない。このため、工事期間中の新幹線運休は避けられるという。工期は23年3月まで、総工費は7300億円。工費の一部には、将来の大規模改修に備えて10年以上積み立ててきた3500億円を充てる。
さっそく近くを走る新幹線チェックに出掛けた。横浜市港北区では東横線の上を横切る。

バス通りの高架上も。


高架橋を見上げると既に補強が一部されているようだ。


品川駅直前には八ツ山トンネル。山肌との隙間には樹脂を埋めることになる。

最近、上越・東北新幹線のトンネルでモルタルが剥げ落ちたニュースも伝えられた。
いつかは大震災が襲う地域を走り、笹子トンネル事故にて老朽化対策が急務と知らされ、各地で早めの着実なインフラへの措置が進んで欲しいもの。

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