新春には浮世絵がふさわしいので原宿へ
原宿の太田記念美術館の正月は新春浮世絵展を開催中。

浮世絵には江戸時代の正月の風景・風俗が色々と描かれている。初日の出や宝船や正月行事など新春にふさわしい作品を主に70点近く展示している。
北斎の代表作、神奈川沖浪裏が入口の向いで待っていた。版画なので複数存在し、保存状態には差があるようだが、年初めに放映したテレビ番組「美の巨人」がこの美術館の作品を紹介。

必死に掴まる船上の人々に大波が左上から襲い掛かるが、その先に遠くで小さく見える富士山が悠然と構える。絵の左に上からコンパスで円を描くと大波の先端の先に富士山頂を指していずれも対角線と交差するなど、絵全体が幾何学を考えた構図。仏印象派やドビュッシーの曲に影響を与えたのはあまりに有名。
NHKも翌日の「日曜美術館」で北斎の富嶽三十六景の富士の見える場所を取り上げ、この絵が横浜本牧と解説していた。当時江戸の各地から富士が見え、日本橋三井越後屋の通りからの富士など200年前を浮世絵が表現。今月の展示を終えると以後公開は未定らしい。浮世絵の主に正月行事を学芸員が解説するスライド・トークの第1回にも参加したが、満員の盛況だった。

太田記念美術館は銀座の生保会場から移転して、1980年今の原宿で開館し、1万を超える膨大な浮世絵の肉筆画や版画から毎月テーマ毎に公開。来月は幕末・明治の美女たち。

この先の入口で靴を脱ぎ、入場料を支払い入室すると、畳に上がって肉筆画を観賞するのがstart。

原宿駅から賑やかな表参道を下り始めて程近く店先を左に折れるとすぐ美術館が現れる。真ん前のカフェやH&Mのビルが向うに見える立地。

新春セールで賑わう表参道東急プラザもすぐ近く。浮世絵の世界から浦島太郎のようにカジュアルな世界に戻ることになった。


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浮世絵には江戸時代の正月の風景・風俗が色々と描かれている。初日の出や宝船や正月行事など新春にふさわしい作品を主に70点近く展示している。
北斎の代表作、神奈川沖浪裏が入口の向いで待っていた。版画なので複数存在し、保存状態には差があるようだが、年初めに放映したテレビ番組「美の巨人」がこの美術館の作品を紹介。

必死に掴まる船上の人々に大波が左上から襲い掛かるが、その先に遠くで小さく見える富士山が悠然と構える。絵の左に上からコンパスで円を描くと大波の先端の先に富士山頂を指していずれも対角線と交差するなど、絵全体が幾何学を考えた構図。仏印象派やドビュッシーの曲に影響を与えたのはあまりに有名。
NHKも翌日の「日曜美術館」で北斎の富嶽三十六景の富士の見える場所を取り上げ、この絵が横浜本牧と解説していた。当時江戸の各地から富士が見え、日本橋三井越後屋の通りからの富士など200年前を浮世絵が表現。今月の展示を終えると以後公開は未定らしい。浮世絵の主に正月行事を学芸員が解説するスライド・トークの第1回にも参加したが、満員の盛況だった。

太田記念美術館は銀座の生保会場から移転して、1980年今の原宿で開館し、1万を超える膨大な浮世絵の肉筆画や版画から毎月テーマ毎に公開。来月は幕末・明治の美女たち。

この先の入口で靴を脱ぎ、入場料を支払い入室すると、畳に上がって肉筆画を観賞するのがstart。

原宿駅から賑やかな表参道を下り始めて程近く店先を左に折れるとすぐ美術館が現れる。真ん前のカフェやH&Mのビルが向うに見える立地。


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