東京メトロと都営に分断されている東京の地下鉄
今年、東京の地下鉄ではトンネル区間でも携帯電話が通じる場所が登場。便利になる一方、不便なのも東京の地下鉄。運営が2社に分かれ、相互には料金も別で乗換えは遠回りして改札口を通らねばならない。まして相互乗入れもない。国鉄から分かれたJR各社が共通で乗入れているのとは設立経緯が違うが、ソウルも地下鉄は複数の会社があっても乗入れ、料金も共通だったと思う。だから東京の地下鉄は乗り換えや料金で乗客泣かせ。まごつく乗客も多い。そこで東京都側から統一化の動きもあるが、財務体質がだいぶ違うので合体の道のりはまだ険しそう。それまでの第1歩としてようやく動きが出た。
半蔵門線の九段下ホーム。

壁のすぐ向こう側に都営新宿線のホームがあるが、経営が違うので階上の改札口を回って1分以上かけて反対側に行く。12月からホームでようやく壁を撤去して便利にさせる工事に着手。写真は新宿線のホームと改札口。

半蔵門線の改札口はこちら。

さらに写真の湯島と上野御徒町、或いは岩本町と秋葉原も駅が近いので連絡を便利にするという。

さて料金だが都営と東京メトロを乗り継ぐと今は両方の合計から一律70円引。定期も15%以上割引。駅の料金表を見ると会社を跨る料金が260円に割引されている。左が都営駅、右が東京メトロ駅。

さらに私鉄の特定区間へも都営からは色々割引がある。例えば都営大江戸線なら新宿三丁目から新宿乗換えで京王の笹塚とか、小田急の代々木上原へ、又三田線なら白金高輪から東急目黒線の西小山、浅草線なら大門から泉岳寺経由の品川まで僅かだが20円引き。
都営から京成成田空港か写真の京急羽田空港間まででは60円引、両空港間も都営経由だと90円引というのもある。

色々な割引も元はといえば合体されず、かつ都営がやや割高のため。最低区間が都営は170円と東京メトロの160円より高い。両社共通という特殊な区間が目黒・白金高輪間にあるがこの間の利用では安い方の160円になる。写真は白金高輪駅上りホーム。

地下鉄の合体に至るまでは一層の工夫で利用しやすくして欲しい。初乗り200円と高い大阪地下鉄も新市長が値下げを進めていく時代。

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半蔵門線の九段下ホーム。

壁のすぐ向こう側に都営新宿線のホームがあるが、経営が違うので階上の改札口を回って1分以上かけて反対側に行く。12月からホームでようやく壁を撤去して便利にさせる工事に着手。写真は新宿線のホームと改札口。


半蔵門線の改札口はこちら。

さらに写真の湯島と上野御徒町、或いは岩本町と秋葉原も駅が近いので連絡を便利にするという。


さて料金だが都営と東京メトロを乗り継ぐと今は両方の合計から一律70円引。定期も15%以上割引。駅の料金表を見ると会社を跨る料金が260円に割引されている。左が都営駅、右が東京メトロ駅。


さらに私鉄の特定区間へも都営からは色々割引がある。例えば都営大江戸線なら新宿三丁目から新宿乗換えで京王の笹塚とか、小田急の代々木上原へ、又三田線なら白金高輪から東急目黒線の西小山、浅草線なら大門から泉岳寺経由の品川まで僅かだが20円引き。
都営から京成成田空港か写真の京急羽田空港間まででは60円引、両空港間も都営経由だと90円引というのもある。


色々な割引も元はといえば合体されず、かつ都営がやや割高のため。最低区間が都営は170円と東京メトロの160円より高い。両社共通という特殊な区間が目黒・白金高輪間にあるがこの間の利用では安い方の160円になる。写真は白金高輪駅上りホーム。

地下鉄の合体に至るまでは一層の工夫で利用しやすくして欲しい。初乗り200円と高い大阪地下鉄も新市長が値下げを進めていく時代。

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