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箱根のレオナール・フジタの世界も見納め

箱根のポーラ美術館には藤田嗣治の作品が昨年100以上も増えた。寄贈という形で増やしているそうだ。彼の作品は合計172点に及ぶ規模になったという。
前年に続いて美術館に足を運んだ。写真がその企画展を行っている美術館。それも今月15日には終了する。

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20世紀初頭、パリに行ったフジタは日本の浮世絵も意識した独自スタイルでデビューした。
その後帰国したが戦後は日本に居にくくなって、失意で再びパリへ戻った。その為か無表情な子供を多く描くようになり、彼の代表的な画風となった。ポスターがそれ。

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写真の入口から入る会場ではその子供の絵や、小さな職人たちという彼がアトリエに飾っていた繊維板の15センチ四方のタイルのような絵、オランダや浮世絵に影響された作品にあふれていた。但し子供を写生して忠実に描いた作品は無い。色々な大人の職業を子供に託し、子供の産科医やバーテンダーなどは現実離れしていて、ユーモラスに感じてしまう。
乳白色の魅力で知られたフジタは技法を重視し、独特の下絵の技術も秘密にした程。それをポーラ美術館も研究し、シッカロールも使っていたなど、展覧会で紹介している。 

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写真はショップで。

CIMG3668c.jpg CIMG3669c.jpg

フジタが終わった後、その次は印象派の企画を予定。会場では新旧のポスターが並んでいた。

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前回はルソーの企画を観たが、良ければ3年連続箱根の美術の館に足を運びたい。

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テーマ : 神奈川
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No title

国際的な日本人画家の作品がたくさん見れるのですか。冬の箱根は寒そうですが。

バスで結構便利に行けます

箱根は少し寒いですが、近くの富士山がくっきり見えてすがすがしい面があります。電車終点の強羅駅からの美術館前を通るバスはこの時期も結構出ていますので、tryしては。もちろん美術館の中は快適。

No title

フジタの子供の顔は独特の風貌ですね。でも無表情な顔の理由が日本で辛かったからというのは、日本は罪作りな国のようですね。

フジタの世界を作ったもの

日本の浮世絵などの伝統も武器にパリで評価を勝ち得た一方、戦後の苦難を背負う反動が、彼独自の画風や技術への執念として、私たちに彼独自の世界を提供してくれる、とも感じました。
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