大手町から気象庁が消える
9月1日は防災の日。写真はテレビでおなじみの大手町の気象庁。東京消防庁のお隣。

気象庁の庁舎はここから虎ノ門に移転され、跡地は売却される事になっている。これに伴い気象観測業務を行う東京管区気象台が一足先に、大手町から近隣の北の丸公園に移設。移転先はなるべく近くとすることでデータの一貫性に配慮する事から選ばれ、機械による無人観測となったが、見学用に観測データが表示される事になった。場所は科学技術館や武道館のすぐ近く。行ってみると雨量や積雪を測る器具が4箇所に配置されている。

移転は現在の庁舎に移転した1964年以来となるが、新旧2地点で並行して観測したデータを比較し、3年後を目処に本格運用に踏み切る予定という。
一方、風向風速計・日照計は近くの科学技術館に、既に4年前に大手町から移転されて観測されている。写真の科学技術館の屋上で、地上から35メートルの所に設置されている由。

気象庁に戻って中に入ると、気象科学館があり、天気の仕組みのほか、震度や津波を解り易く説明していて、自然現象を我々に伝えてくれる。

館内の向かいには気象庁図書館もあり、東日本大震災関連の書物が並んでいた。

気象庁を出ると向かいの公園にあるのが震災イチョウ。この木は関東大震災で焼け野原になった都心で奇跡的に生き残って、復興の希望を与えていた。区画整理で切り倒される運命に晒された時、時の中央気象台長の尽力でここに移設して保存されたもの。大災害を生き残った木の生命力が今の東北に重なる。


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気象庁の庁舎はここから虎ノ門に移転され、跡地は売却される事になっている。これに伴い気象観測業務を行う東京管区気象台が一足先に、大手町から近隣の北の丸公園に移設。移転先はなるべく近くとすることでデータの一貫性に配慮する事から選ばれ、機械による無人観測となったが、見学用に観測データが表示される事になった。場所は科学技術館や武道館のすぐ近く。行ってみると雨量や積雪を測る器具が4箇所に配置されている。


移転は現在の庁舎に移転した1964年以来となるが、新旧2地点で並行して観測したデータを比較し、3年後を目処に本格運用に踏み切る予定という。
一方、風向風速計・日照計は近くの科学技術館に、既に4年前に大手町から移転されて観測されている。写真の科学技術館の屋上で、地上から35メートルの所に設置されている由。

気象庁に戻って中に入ると、気象科学館があり、天気の仕組みのほか、震度や津波を解り易く説明していて、自然現象を我々に伝えてくれる。


館内の向かいには気象庁図書館もあり、東日本大震災関連の書物が並んでいた。

気象庁を出ると向かいの公園にあるのが震災イチョウ。この木は関東大震災で焼け野原になった都心で奇跡的に生き残って、復興の希望を与えていた。区画整理で切り倒される運命に晒された時、時の中央気象台長の尽力でここに移設して保存されたもの。大災害を生き残った木の生命力が今の東北に重なる。


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