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春の六本木でのアート競演

今月2つの異なるアートを一つの美術館で探訪した。2つは見慣れた水玉と初来日のスラブ超大作とかなり対照的。

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六本木の国立新美術館では先月から草間彌生展。

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今年88歳の彼女が創作を続ける「わが永遠の魂の絵画」が、広い会場の壁面を覆いつくしていた。そこは暖色を基調とする四角を水玉と網目が埋め尽くす草間ワールド。床の中央にも幾つかのカラフルなオブジェ。世界的な日本人女性アーティストの活躍に脱帽した。

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会場内からも見えるガラス越しの屋外には有名なかぼちゃのオブジェ。

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美術館への道や脇も水玉など草間アートが溢れている。

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ショップは草間グッズを求める列が会場の外まで長蛇。その脇に草間を体感する小部屋まであった。

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同じ時期に1つ上の階ではミュシャ展。

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こちらもグッズ店は賑わっていた。ミュシャのクリアファイルをget。ミュシャはパリの1900年前後に劇場のポスターで一世を風靡したアールヌーヴォーの旗手。

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やがて祖国チェコ、スラヴの民族への思いを込める創作に転じた彼が、17年かけた20の超大作、スラヴ叙事詩が国外初の展示を実現。

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会場に入ると大きな絵画が迫り、圧倒される。異民族やローマ教会の権威との戦いという苦難の歴史を、ミュシャは渾身の力で描いていた。一堂に会した貴重な機会に感動していると、1室が撮影okとなっていた。

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華やかなパリの絵で馴染みのミュシャのスラヴへの思い、世界に広がる鬼才草間の色と形、全く異なるものの強烈な個性が体に注いできた。

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