日本橋川・神田川クル－ズを体験

日本橋のすぐ脇の桟橋からは、日本橋川巡りの船が人気。



隅田川の方に行くが、しばらくは頭上を首都高が覆い、悪臭が臭い、油粕も浮くのが残念。それも和らぎ始めると右に日本橋水門が見え、通り抜け可能。



やがて広い隅田川に出ると船は少し揺れるが、開放感に浸ることができる。清澄橋の向うにはスカイツリーがこの日はかすむが聳えている。



やがて支流の神田川に入るとそこは花街と芸妓で名高い柳橋。老舗の佃煮屋に船が着き、即売する。辺りは釣り・屋形船がぎっしり。



そしてその先が貴重な船旅。御茶ノ水など普段上から見下ろしていたのを、初めて川から見上げた。万世橋をくぐり、左にマーチエキュートの店を見ながら聖橋に向かう。



地下鉄丸ノ内線の下も通る。ゴミ運搬船がすれ違い、生活感も漂う。御茶ノ水駅を見上げて進むとしばらくJR線路補強工事が続く。



やがて水道橋を過ぎ、再び日本橋川に入ると右には江戸城の立派な石垣が残る。島津藩など大名の印も残る。



一ツ橋をくぐり、大手町を過ぎて日銀の前に来ると、工事中の石で積んだ小さな常磐橋が目に付く。



悪臭と汚れの区間もあるが、カルガモなどにも会うことが出来、江戸時代に開いた川の岸辺は興味が尽きず、有意義な船旅になった。


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