成人式迎えた新横浜のラーメンの館

今年で新横浜ラーメン博物館は20歳。入場料を払って、中でラーメンの代金を払う方式が開業時に気になったのを覚えているが、最近は海外観光客に支えられて、成人に達した。
地下1階に降りるとラーメン店が囲む広場が真ん前。



開業以来有名店が次々入れ替わり、北は青葉、南は一風堂など有名店も名を連ね、今では東北被災地や、北米から逆輸入された店まで多様。合計9店の中で開業以来続く店がこむらさき。熊本とんこつラーメン発祥の店でマイルドな王様ラーメンを懐かしく味わった。ここで20年ぶりかと思うが、今はくまもんも見つめる。



久しぶりに館内の地下1階を歩くと20年を経ても昔の路地裏は変わらない気がする。チキンラーメン誕生の1958年が再現され、郵便ポスト、電話、映画、店構えなど歴史を感じさせる。



中には駄菓子屋や喫茶店など営業している店も発見。



地下2階の中央スペースでは日替わりの大道芸。外国人も笑って眺めていた。



1階に上がるとレーシングカーのコースとグッズ店。



開業時以来のユニークな食のテーマパークには、最近は外国人観光客が大変多い。店では名店のラーメン関連の土産を探して中国語やタイ語やマレー語が飛び交っていた。



ラーメンは国際化し、本家日本の価値も評価されているようで、日本観光のコースの一つにさえ成っている。休まず営業して世界に開かれている。


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