有珠山と洞爺湖
噴火は脅威を与えるが、一方で地元に恩恵ももたらす。洞爺湖温泉の100年の歴史は1910年の噴火で地下水を温泉に変えて始まった。噴火の被災地のすぐ先に洞爺湖と温泉町がある。

有珠山は数千年間の眠りから覚めて江戸時代初期に大噴火が起きて以来、数十年毎に噴火を繰り返してきた。最近では1978年、2000年の噴火を覚えているが、噴火直前には必ず火山性地震があり、過去の研究成果から住民避難が可能となった。その様子は、洞爺湖温泉の火山博物館やビジターセンターで理解する事が出来た。

有料の博物館では振動も伝わる迫力ある映像が過去の出来事をコンパクトに伝えてくれた。振動でゆがんだ線路や火山体験室も噴火の凄さを伝えている。

ビジターセンターは大きな洞爺湖を映したフロア上に噴火、自然環境と国立公園の説明。

窓辺からはガラス越しに2000年噴火の被害の爪痕が正面に広がる。

そこは金毘羅山麓の噴火被害の保存された現場で、散策路も整備されており、今はあじさいが綺麗。

共同浴場は泥流が流れ込んで建物もゆがみ、幹線道路が埋まった箇所では曲がったカーブミラーも残されており、有珠山噴火がどんなものか実感できた。

洞爺湖もかつて火山噴火で出来たカルデラ湖。中央の島、中島も噴火で出来た。

78年噴火後は何年も立入れなかった有珠山も、今はロープウェイで頂上近くに行く事が出来る。切り立った岩の合間で噴煙が上がっていた。

麓の駅名は昭和新山。真ん前に1943年の噴火で出来た溶岩ドームがこちらも少し噴煙を上げていた。

火山と湖と温泉は貴重な観光資源として、今は大勢の外国人観光客を惹きつけるが、昔来た後に噴火に見舞われた歴史を思うと、火山を知る事が自然との共生で大事な事と実感。

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有珠山は数千年間の眠りから覚めて江戸時代初期に大噴火が起きて以来、数十年毎に噴火を繰り返してきた。最近では1978年、2000年の噴火を覚えているが、噴火直前には必ず火山性地震があり、過去の研究成果から住民避難が可能となった。その様子は、洞爺湖温泉の火山博物館やビジターセンターで理解する事が出来た。

有料の博物館では振動も伝わる迫力ある映像が過去の出来事をコンパクトに伝えてくれた。振動でゆがんだ線路や火山体験室も噴火の凄さを伝えている。


ビジターセンターは大きな洞爺湖を映したフロア上に噴火、自然環境と国立公園の説明。


窓辺からはガラス越しに2000年噴火の被害の爪痕が正面に広がる。

そこは金毘羅山麓の噴火被害の保存された現場で、散策路も整備されており、今はあじさいが綺麗。


共同浴場は泥流が流れ込んで建物もゆがみ、幹線道路が埋まった箇所では曲がったカーブミラーも残されており、有珠山噴火がどんなものか実感できた。


洞爺湖もかつて火山噴火で出来たカルデラ湖。中央の島、中島も噴火で出来た。

78年噴火後は何年も立入れなかった有珠山も、今はロープウェイで頂上近くに行く事が出来る。切り立った岩の合間で噴煙が上がっていた。


麓の駅名は昭和新山。真ん前に1943年の噴火で出来た溶岩ドームがこちらも少し噴煙を上げていた。

火山と湖と温泉は貴重な観光資源として、今は大勢の外国人観光客を惹きつけるが、昔来た後に噴火に見舞われた歴史を思うと、火山を知る事が自然との共生で大事な事と実感。

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