新年は2023年の世界の予測も目に付いた。

昨年のウクライナ戦争、2020年のコロナのパンデミックなど予測外のことが起きたし、予想は難しい。ウクライナが突然、ロシアの侵攻を受けて、来月で1年。ロシア帝国やソ連の復活の野望で、隣国を攻撃、残虐な暴挙を止めない。一方ウクライナ国民の反撃を欧米等の支援が支え、ロシアの短期決戦戦略も崩れた。年初からも戦闘のニュースが途切れない。

そのロシアはエネルギーや核装備を盾に、欧米に対抗。ただ侵略を大々的に支持する国も限られ、悪の帝国はゆらぐ。

欧州は、ベラルーシ等除き、NATO結束でウクライナ支援を続けるが、ロシア依存の高いエネルギー政策の転換に苦しみ、インフレもEUは10%を超えた。足元では急速な金融引き締めでインフレも金利も一服しているが、次の冬のエネルギー事情は不透明。

一方米国への対抗上、外交ではロシアと組む中国も、米中対立、その他の国の取り込みで腐心。ゼロコロナ固執が、経済不振、国民の反発で崩れ、一気に水際緩和に向く。

米国は昨秋の中間選挙で、下院が共和党多数となり、今年ねじれ開始。

一方インド。新興国で存在感を高める。人口世界一になる年。

中東は米国の関与も下がり、サウジも距離を置き、イスラエルやイランの動向も不穏。

ブラジルは新年からルーラが大統領復帰。ただ新年早々暴動で混乱。

そして日本。経済力も低下一方で変革が力不足。ウクライナ侵攻が起き、超大国中国が対外膨張を続ける中、かじ取りは?
G7議長国、非常任理事国として、自国、世界の秩序に立ち向かう。

分断の進む世界は、人類を幸福にさせてくれない筈。
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