ヨーロッパの名画が上野で競演

晩秋が押し迫っても上野はアートに親しむことが出来る。フェルメールや快慶定慶展。

　

国立科学博物館の千の技術博。



絵画では国立西洋美術館でルーベンス展。王の画家にして画家の王と称賛されるルーベンスは、数年間滞在したイタリアでの実績を踏まえて、故郷アントワープに戻って大作を残した。彼の両国の繋がりに光を充てた企画。入口には原寸大のベルギーの大聖堂の祭壇画も映像で再現。

　

東京都美術館ではムンク展。ノルウェー人ムンクのあまりにも有名な叫びが上野に登場。ランチにムンクがテーマのメニュー。

　

あの顔が叫んだのでなく、心の叫びが聞こえて来たという。そんな魂の叫びを燃える空やうねる風景で不安をあおっている。80年の生涯は波乱に満ち、裕福な家庭の出だが幼少期以来家族を次々失い、自らも死の不安を抱えて自画像に描き、女性遍歴や人気画家になる過程で描いた鮮烈な表現を約100点集めた貴重な機会。



会場にはムンク画をイメージした連続する映像や、撮影spotも用意。

　

国立西洋美術館の常設展も訪れた。ロダンの彫刻を見て、上の階に上がる。



お馴染みの印象派などの作品と並んで新所蔵作品も複数。

　

最近ニュースになったフランスから引き渡されたモネの睡蓮の作品は来年以降の公開予定。入口にはフェルメール的な作品も紹介。



秋の上野に3人のヨーロッパの巨匠揃い踏みというのも豪華。


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