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3つの博物館が並ぶ飛鳥山が王子の過去を語る

東京都北区の王子は明治以降は工業が発展したが、それ以前含む様子を3つの博物館が語っている。梅雨時、出掛けてみると、飛鳥山公園の入口には3つの博物館が並ぶ、と案内。

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その1つが紙の博物館。

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王子製紙が日本で最初にこの地で洋紙生産に乗り出した。今は国の印刷局が残り、戦後に王子製紙から分割した十条製紙が、名前の地で今も操業する。王子製紙はないが、洋紙発祥の地として博物館で再生。入口の2階では紙とその原料、製造の説明とその機械やパルプが所狭しと並ぶ。

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3階では紙のリサイクルや伝統的な和紙から世界の紙まで歴史を辿り、紙の役割などを説明。

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続いて隣は北区飛鳥山博物館。

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入るとまず平安時代の復元された米の蔵が迎える。その先の通路を抜けると日本の生い立ち、石器・縄文・弥生・古墳時代と進み、弥生時代のムラなど模型が理解を助ける。歴史は下り、江戸時代はここ飛鳥山が将軍により花見の名所となる。幕末の英国人による紹介の映像、桜の木のセットから花見弁当まで展示。

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3つ目が渋沢資料館。

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ホールを抜けた階上に展示室があり、あの富岡製糸場、国立第一銀行の他、明治から昭和初期にかけて数多くの民間企業創立に関わった偉業を紹介。
3つの博物館はいずれも花見で名高い飛鳥山公園になる。梅雨時のJR線側はアジサイが咲き揃う。

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博物館前の公園広場にはSL(C51)と都電を保存。

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都電の方は、真ん前を今も現役で走り、飛鳥山駅を出た都電荒川線が走り抜けていく。

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