春の花が百花繚乱の花見山

福島市に桃源郷と呼ばれる丘陵がある。その名も花見山。春の色んな花で溢れていた。



ここはかつての養蚕業が衰退した後、阿部家など花卉園芸が広まり、やがて花の溢れる山と評判になり、私有地を無料開放して、人気が高まっている。放射線の影響に除染も行い、渋滞対策の歩道や車両規制も行い、春のシーズンは観光バスが押し掛ける観光コースに定着。
駐車場から花の溢れる山裾へ一方通行で全体を周遊するコースを整備。手前のレンギョウや菜の花などの向うの丘に春の花木が見えてきた。



小川に沿って菜の花や花壇が広がると山桃や桜も目に付いてくる。



いよいよ丘を登る所でコースを選び、一番長い60分コースを選ぶと、桜や桃のほかボケ、日向水木、春モミジ、雪柳、蝋梅など文字通り百花繚乱。



やがて高所から振り返ると桜や桃の木の合間から福島市の街がよく見えてくる。



丘の高台からは吾妻連峰も見え、そして下の方にはチューリップなども見えてくる。



坂を降りて見上げると雪柳の先に春モミジなど配合の妙が魅力。そこかしこで今も花木を植えて増やしている。大勢の観光客が花に感激して放射線被害からの回復を応援したくなる。




にほんブログ村




東京都 ブログランキングへ