(海外話題シリーズ③)ウクライナ分断は避けられないのか
ウクライナが混乱。10年前のオレンジ革命で不正選挙への反政府運動の結果、欧州寄りの路線を取り始めたが、ソ連時代国内だったロシアに貿易やエネルギーを依存し、親ロシアに傾いてしまった結果、再び政変。首都キエフの中心、独立広場はその後の展開で前政権を打倒した高揚感が消えようとしている。かつて訪れた時の広場や中心部の賑わいは一変のようだ。

ウクライナは周辺国に蹂躙される歴史を繰り返し、ソ連にも組み込まれ、今もEU入りした中欧に隣接する西部が親欧州、東南部は親ロシアと国を分断するリスクがつきまとう。ソ連崩壊でロシアと分かれたが、ロシア系は南東部では多く、クリミア半島に至っては過半数を占める。ソ連のフルシチョフ時代にウクライナ帰属に変わったが、依然先端のセバストポリはロシアの重要な軍事拠点。あのソチも近い。ロシアがなし崩し的に軍事介入し、クリミアは元々ロシアのものと公然とウクライナ統治から奪ってしまった。国全体が分断するのかも危惧される中、国際社会の力量も不透明。欧米ロ間は、相互依存の度合いもあり、足元を見ながらの制裁の駆け引きが続くが、ロシアの力の論理を通してしまった。
モスクワより先にキリスト教が伝わったキエフは、歴史のある美しい教会が並ぶ。


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ウクライナは周辺国に蹂躙される歴史を繰り返し、ソ連にも組み込まれ、今もEU入りした中欧に隣接する西部が親欧州、東南部は親ロシアと国を分断するリスクがつきまとう。ソ連崩壊でロシアと分かれたが、ロシア系は南東部では多く、クリミア半島に至っては過半数を占める。ソ連のフルシチョフ時代にウクライナ帰属に変わったが、依然先端のセバストポリはロシアの重要な軍事拠点。あのソチも近い。ロシアがなし崩し的に軍事介入し、クリミアは元々ロシアのものと公然とウクライナ統治から奪ってしまった。国全体が分断するのかも危惧される中、国際社会の力量も不透明。欧米ロ間は、相互依存の度合いもあり、足元を見ながらの制裁の駆け引きが続くが、ロシアの力の論理を通してしまった。
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