仙台で東日本大震災から2年経った今を見つめる
きょうであれから2年。
今年は3月に仙台へ出向く機会があった。仙台では間もなくやってくるあの日への思いが東京より伝わってくる。

復興の前線、宮城復興局は広瀬通りに近い第一生命タワービルにある。

直近の報告では公共インフラは計画に沿って進行、居住地近くの瓦礫は略撤去、とあるが、仮設住宅に32万人、福島の避難指示区域からの避難者は11万人。復興の現状は被災者には辛く遅い事も多い。
被災地の人口流出の一方で、仙台は人口増。写真は駅西口歩道橋からの市街。

仙台駅には復興支援の店があるが、市内は経済・文化など活性化に取組んでるのが目に付く。

写真の仙台港インター前の高砂中央公園には仙台水族館を計画。今は地下鉄工事で掘った土壌も見える。

雄大な東北の海と癒しの空間の水族館ができる。松島の水族館は震災で被害が大きく、動物共々仙台が受け皿に成り、横浜八景島の資本やノウハウも入れ、15年春開業を目指すという。
他にも今週ユニクロが1フロア1000坪の大型店を仙台にopenさせ、来年はイケア仙台進出も予定。娯楽や消費の受け皿通じた経済の好循環に期待がかかる。
さらに寸断された鉄道の復旧の話も聞こえてくる。今月初め、気仙沼・盛間が被災した鉄道に代わってバス(高速輸送システム)が開通。その先も三陸鉄道が全線運休の南リアス線の内、盛・吉浜間が来月復旧。残る区間含めた全線復旧も来春には実現する予定という。寸断された沿岸の輸送インフラも全面回復が望まれる。
仙石線も津波で流された東松島市の野蒜付近を海岸付近から高台にルートや駅を変えて復旧する計画が明らかになった。現在不通の12キロ(高城町・陸前小野間)はその結果、15年度内の運転再開を目指すという。写真は今も行き止まりの陸前小野駅。

写真は仙石線の仙台駅改札口。隣の切符料金表の地図は今も不通区間が載っている。

2年経過したきょう、あの悲劇に追悼の意を表し、併せて復興と防災への取組みが加速することを願いたい。
14時26分には東京でも列車一斉停止訓練。悲しみと教訓は全国で共有される日。


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今年は3月に仙台へ出向く機会があった。仙台では間もなくやってくるあの日への思いが東京より伝わってくる。


復興の前線、宮城復興局は広瀬通りに近い第一生命タワービルにある。


直近の報告では公共インフラは計画に沿って進行、居住地近くの瓦礫は略撤去、とあるが、仮設住宅に32万人、福島の避難指示区域からの避難者は11万人。復興の現状は被災者には辛く遅い事も多い。
被災地の人口流出の一方で、仙台は人口増。写真は駅西口歩道橋からの市街。

仙台駅には復興支援の店があるが、市内は経済・文化など活性化に取組んでるのが目に付く。

写真の仙台港インター前の高砂中央公園には仙台水族館を計画。今は地下鉄工事で掘った土壌も見える。

雄大な東北の海と癒しの空間の水族館ができる。松島の水族館は震災で被害が大きく、動物共々仙台が受け皿に成り、横浜八景島の資本やノウハウも入れ、15年春開業を目指すという。
他にも今週ユニクロが1フロア1000坪の大型店を仙台にopenさせ、来年はイケア仙台進出も予定。娯楽や消費の受け皿通じた経済の好循環に期待がかかる。
さらに寸断された鉄道の復旧の話も聞こえてくる。今月初め、気仙沼・盛間が被災した鉄道に代わってバス(高速輸送システム)が開通。その先も三陸鉄道が全線運休の南リアス線の内、盛・吉浜間が来月復旧。残る区間含めた全線復旧も来春には実現する予定という。寸断された沿岸の輸送インフラも全面回復が望まれる。
仙石線も津波で流された東松島市の野蒜付近を海岸付近から高台にルートや駅を変えて復旧する計画が明らかになった。現在不通の12キロ(高城町・陸前小野間)はその結果、15年度内の運転再開を目指すという。写真は今も行き止まりの陸前小野駅。


写真は仙石線の仙台駅改札口。隣の切符料金表の地図は今も不通区間が載っている。


2年経過したきょう、あの悲劇に追悼の意を表し、併せて復興と防災への取組みが加速することを願いたい。
14時26分には東京でも列車一斉停止訓練。悲しみと教訓は全国で共有される日。


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