外資系金融機関の最近の動向
日本の経済衰退や国際金融の地位低下を前に、日本への外資投資は停滞気味。
証券会社に続いて、銀行も撤退や規模縮小が相次ぐ。
1500兆円という膨大な個人資産を背景に富裕層ビジネスも外資にとり魅力の筈だが。
新興国で伝統的に強力なネットワークを有する英系外銀のスタンダードチャータード銀行は東京にも赤坂と丸の内の2つ支店を有する。それが個人向け事業から撤退し、昨年11月に新規口座開設の受付けを停止。個人向け業務を担当する丸の内支店を今年5月で閉鎖する。

尚、赤坂の店は日本企業海外進出支援や決済業務に特化して残る。
世界番付1位になった事もある世界最大級のHSBCもたった4年で日本事業を終了。
シティバンクも違法な販売などで金融庁の業務停止命令を受け、一度全面撤退した経緯を持つが、こちらは再上陸を果たし、今は支店でなく日本の銀行で全国展開されている。

ホームページで110年前に横浜に出店した歴史を載せている。
新生銀行は前本店が日比谷公園に面して建つ。破綻と救済劇で有名になった建物。

1998年破綻した長銀が一時国有化後、海外ファンドをスポンサーとして再生し、銀行名も変え、こちらは今も外資が主たる株主として健在。今の本店は日本橋室町YUITOにある。

一方破綻した日債銀から再建されたあおぞら銀行も外資系だが、海外ファンドが保有株売却を1月に発表。現在本店は九段下の千代田区役所隣。

日本の金融環境の変化と世界戦略の見直しに、日本の外資系金融機関は晒されるが、膨大な個人資産運用や円以外の通貨へのヘッジなどの役割を担う外資系の店が少ないのは国際化の中、寂しく感じる。

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証券会社に続いて、銀行も撤退や規模縮小が相次ぐ。
1500兆円という膨大な個人資産を背景に富裕層ビジネスも外資にとり魅力の筈だが。
新興国で伝統的に強力なネットワークを有する英系外銀のスタンダードチャータード銀行は東京にも赤坂と丸の内の2つ支店を有する。それが個人向け事業から撤退し、昨年11月に新規口座開設の受付けを停止。個人向け業務を担当する丸の内支店を今年5月で閉鎖する。

尚、赤坂の店は日本企業海外進出支援や決済業務に特化して残る。
世界番付1位になった事もある世界最大級のHSBCもたった4年で日本事業を終了。
シティバンクも違法な販売などで金融庁の業務停止命令を受け、一度全面撤退した経緯を持つが、こちらは再上陸を果たし、今は支店でなく日本の銀行で全国展開されている。

ホームページで110年前に横浜に出店した歴史を載せている。
新生銀行は前本店が日比谷公園に面して建つ。破綻と救済劇で有名になった建物。

1998年破綻した長銀が一時国有化後、海外ファンドをスポンサーとして再生し、銀行名も変え、こちらは今も外資が主たる株主として健在。今の本店は日本橋室町YUITOにある。

一方破綻した日債銀から再建されたあおぞら銀行も外資系だが、海外ファンドが保有株売却を1月に発表。現在本店は九段下の千代田区役所隣。

日本の金融環境の変化と世界戦略の見直しに、日本の外資系金融機関は晒されるが、膨大な個人資産運用や円以外の通貨へのヘッジなどの役割を担う外資系の店が少ないのは国際化の中、寂しく感じる。

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