上野で初日にエルグレコを鑑賞
倉敷・大原美術館の受胎告知で日本人にもなじみ深い画家のエルグレコの大がかりな作品展が、大阪展を12月に終えた後、今月19日に東京展が上野東京都美術館で始まった。

さっそく東京の初日昼に上野へ行ったら、中は行列もなかった。写真がその時の入場口付近。

紫っぽく見える赤の引き立つ色使いで体を細く描くグレコ独特の画風のimageは、今日51点をじっくり2時間以上鑑賞しても揺らぐことはなく、グレコの世界に浸れた。

16世紀のギリシャ・クレタ島生まれのエルグレコはイコン画家でstartしたが、イタリアに移り、さらにスペインの画家となって生涯を終えた。今回、クレタ島時代のイコンもイタリア時代のルネサンスなどの影響を受けた絵も並び、その後の傑作を見て彼の才能の軌跡に驚かされる。そしてスペインのトレドは彼を人気画家に仕立て、教会の祭壇画やそれと同じ絵の注文が相次いだという。
世界各地から集めた絵画を配分した4つのテーマに導かれて、キリスト教を通じて、人物など見えるものと天使など本来見えないものを独特な姿と色で巧みに配置して、見る人を引き付ける。頂点の作品と位置付けられるのがかつて聖堂の中央を飾った大作、無原罪のお宿り。出口にてその絵の記念撮影spotを発見。

スペインのトレドでエルグレコの傑作に感動した思い出が蘇るような、上野でのたくさんの作品の出会いを満喫。今、駅などのポスターや車内から新聞まで宣伝している。

上野では4月7日まで。

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さっそく東京の初日昼に上野へ行ったら、中は行列もなかった。写真がその時の入場口付近。

紫っぽく見える赤の引き立つ色使いで体を細く描くグレコ独特の画風のimageは、今日51点をじっくり2時間以上鑑賞しても揺らぐことはなく、グレコの世界に浸れた。

16世紀のギリシャ・クレタ島生まれのエルグレコはイコン画家でstartしたが、イタリアに移り、さらにスペインの画家となって生涯を終えた。今回、クレタ島時代のイコンもイタリア時代のルネサンスなどの影響を受けた絵も並び、その後の傑作を見て彼の才能の軌跡に驚かされる。そしてスペインのトレドは彼を人気画家に仕立て、教会の祭壇画やそれと同じ絵の注文が相次いだという。
世界各地から集めた絵画を配分した4つのテーマに導かれて、キリスト教を通じて、人物など見えるものと天使など本来見えないものを独特な姿と色で巧みに配置して、見る人を引き付ける。頂点の作品と位置付けられるのがかつて聖堂の中央を飾った大作、無原罪のお宿り。出口にてその絵の記念撮影spotを発見。

スペインのトレドでエルグレコの傑作に感動した思い出が蘇るような、上野でのたくさんの作品の出会いを満喫。今、駅などのポスターや車内から新聞まで宣伝している。

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