横浜の彼岸花のお寺
今日は中秋の名月。お彼岸は過ぎたがまだ様々な色の彼岸花が参道を飾る。

お彼岸の中日は赤が満開。入口近くが赤のエリア。坂の上の山門を背景にまず赤くなる。

山門に向けて進むと参道の脇には黄色や白い花。お彼岸の中日はまだちらほらだった。

1週間後に来ると一面黄色に色づいていた。


山門をくぐって振り返ると黄色いエリアの向こうに赤いエリアも残る。

山門左の辺りにも赤い彼岸花。

その脇にひょろっとしたイチョウの木2本がたわわな緑の葉をつけている。間もなく黄色く色づくのを待っている。


鎌倉時代に隆盛を誇った極楽寺の1つのお寺が、足利時代にこちらに移された。それから約500年の歴史を有し、山門や鐘楼は江戸時代の萱葺き造りの建物が残り、周囲の宅地化や地下鉄開通を見守って来た。2つとも指定文化財だが、さらに奈良時代の天平の写経や平安時代の本尊阿弥陀如来坐像、江戸時代の狩野派の花鳥図など文化財が並ぶ。また横浜七福神の1つでもある招福の恵比寿大伸や子宝安産の観世音菩薩の御利益もあるお寺。
ひっそりと立つ本堂も江戸時代創建だが、数年前解体修理して生まれ変わった。

花も秋だけでなく、早春の蝋梅や梅、桜、つつじ、あじさいなど四季それぞれに咲くのが見られるという。
今は彼岸花が楽しめるが、イチョウの季節にまた参拝したい。

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