師走の静かな上野界隈
歳末の上野はアメ横が凄い人出だが、少し離れると静かな冬のたたずまい。
御存知上野の不忍池。琵琶湖を真似て島も作られた池は、明治時代は池の周囲が競馬場だった歴史を持つが、今はボートの漕げる市民憩いの池。周囲の散歩道はイチョウが鮮やかだが、池を覆う枯れた蓮が冬の到来を告げている。

不忍池の畔の店といえば東天紅本店。

今年ちょうど創業50周年を迎え、今や全国に24店舗を数えるが、1号店がこの上野店。50年前に3000席の大中華料理店は評判だったようだ。
不忍池の畔から南下すると湯島に出るが、坂を登るとまず湯島天満宮。梅が咲く早春にかけて間もなく受験祈願で混む。夕暮れ時に登る階段は薄暗かったが、上の社は照明に照らされ、受験祈願の参拝客も少し見られた。

大通りをさらに登るとすき焼屋の江知勝の入口。

創業は明治4年というから今年140年目を迎えた老舗。今は6代目に伝統の味が受け継がれている。明治の文豪達も足繁く通ったそうだ。格子戸をあけて中の小道を進むと仲居さんの声が聞こえてくる。

歴史を感じさせる長い廊下を歩いた先の広い和室にはすき焼の用意。

赤い肉を焼いて老舗の味を確かめた。

店の人によると常連客は多いが、宴席に集う人の数は以前より減っているという。
上野駅近くに戻ると上野恩賜公園入口に年末も動物のライトアップ。

間もなく大晦日。どうぞ良いお年を。

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御存知上野の不忍池。琵琶湖を真似て島も作られた池は、明治時代は池の周囲が競馬場だった歴史を持つが、今はボートの漕げる市民憩いの池。周囲の散歩道はイチョウが鮮やかだが、池を覆う枯れた蓮が冬の到来を告げている。


不忍池の畔の店といえば東天紅本店。


今年ちょうど創業50周年を迎え、今や全国に24店舗を数えるが、1号店がこの上野店。50年前に3000席の大中華料理店は評判だったようだ。
不忍池の畔から南下すると湯島に出るが、坂を登るとまず湯島天満宮。梅が咲く早春にかけて間もなく受験祈願で混む。夕暮れ時に登る階段は薄暗かったが、上の社は照明に照らされ、受験祈願の参拝客も少し見られた。

大通りをさらに登るとすき焼屋の江知勝の入口。

創業は明治4年というから今年140年目を迎えた老舗。今は6代目に伝統の味が受け継がれている。明治の文豪達も足繁く通ったそうだ。格子戸をあけて中の小道を進むと仲居さんの声が聞こえてくる。

歴史を感じさせる長い廊下を歩いた先の広い和室にはすき焼の用意。


赤い肉を焼いて老舗の味を確かめた。

店の人によると常連客は多いが、宴席に集う人の数は以前より減っているという。
上野駅近くに戻ると上野恩賜公園入口に年末も動物のライトアップ。

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