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今はお休みモスクワリバークルーズ/第7・最新モスクワ

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モスクワの中心を流れるモスクワ川は幅はそう広くないが、夏はひっきりなしに船が通る。貨物船もあるが、夏は貸切パーティー船が多い。船上で踊って夜中も騒音を出すこともある。上流に向かってバーベキューに行くクルーズも。
しかし零下にもなる10月からは船は殆ど通らず、じき結氷する。写真はキエフスカヤの遊覧船始発乗り場の冬。乗客もいなし、氷の川を船は動けない。パリやロンドンの遊覧船と違う。

P1000193a.jpg

夏はここから下流のクレムリン宮殿方面に向かう遊覧船は人気。5月の行楽シ-ズンが来ると長い行列が出来る。ここを出て間もなく右に高層建築のモスクワ大学を見て雀ヶ丘展望台行きリフト乗り場に寄る。そのすぐ先は雀ヶ丘の地下鉄駅が橋の上にある。そこをくぐると右岸は日光浴の水着の市民。さらに行くと遊園地に寄る。ピョートル大王の記念碑も過ぎると左岸に救世主教会、正面にクレムリン宮殿。私はここで降りる。写真は先月乗船した時。もう寒いし客は5、6人と寂しい状態。その翌週で観光船は春まで長いお休みになる。

モスクワ153a

パリやロンドンのように船から歴史的建築物はあまり見えないが、遊園地や日光浴や駅の下など結構このリバークルーズもユニークです。

テーマ : ロシア
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ストリートにみるモスクワの素顔/第6回最新モスクワ

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ロシア語でウーリツァと呼ばれるストリート。その内、最近訪れた大都会モスクワから3つ紹介します。

ガスや石油資源をバックに大金持ちがたくさん出現したロシアの首都。豪華な家も車も、そして有名ブランドの店もあちこち。中でも目立つ通りがボリショイ劇場にも近いストレーシュニコフ通り。エルメス、ウンガロなどが並ぶ石畳の歩行者専用の通りは、最近は経済危機で人も客も大分減ったようだ。写真はカルチェの店の前。口紅の形のモニュメントやイス。わかりやすい造作ですね。

モスクワ145a

モスクワの銀座通りといえば、ツヴェルスカヤ通り。ロシアらしく歩道近くの両側は駐車したクルマがぎっしり。ここも高級ブティックが多いが、カフェや銀行、事務所も並ぶ。プーシキン始め途中の広場には彫像も多い。道を歩くと歴史的な人物のかつての住居などレリーフも多い。写真はピアニストのギレリスのもの。それは欧州の歴史ある都会ならどこでもありそうだが、その下の絵。美術館にあるような絵そのものが通りの建物の壁にあちこちある。文化の香りがしますね。

モスクワ148a

そして観光客に有名なのが旧アルバート通り。両側には美術館、劇場、レストラン、土産物屋など。最近はスタバも「うどんやさん」もある。歩行者天国の道の真ん中には土産に加えて絵があちこち並んでいる。似顔絵を描く絵描きも多い。写真を撮ろうとしたら、並べた絵は写さないで、と言われた。ケチンボ!

モスクワ178a

テーマ : ロシア
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こんなに日本と違うモスクワの地下鉄/第5回最新モスクワ

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モスクワの地下鉄に乗ると、日本から行くと趣が違うと感じてしまう。
まずどこまで行っても料金は同じで、22ルーブル約70円と安い。切符売り場ではどこでもおばあさんが売っていて、混んでいる時でも実にゆっくり売ってくれる。
切符を改札ゲートの目印に当てると先に進めるが、あとは駅の外に出るまで使うことがない。
中心部の駅はどこも深く、長いエレベーターを下がったり上がったり。エレベーター下には監視する小屋があってこれまたおばあさんがすわっている。
1千万都市なので地下鉄網も発達しており、駅は200位あるようです。有名なのは中心部の駅構内に天井画や壁画、彫刻などあって美術館のよう。最近は観光客が感心してあちこちで写真をパチリ。それをまねて1つだけ紹介します。

モスクワ135a

ところで乗換駅は多いが地下で接続できる同じ場所なのに各線の駅名が別々という事が多い。赤の広場前もそういう名前はなくて、アホトニーリャト、チアトラリナヤ、革命広場、と3つばらばら。逆にスモレンスカヤのように同じ駅名でも線が違うと地下で接続してなくて乗り換えできない駅も。
などなど東京と違いますね。
モスクワの地下鉄も夜遅くは、事件に巻き込まれないよう避けましょう。

テーマ : ロシア
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モスクワのシェレメーチェヴォ空港は50歳(第4回最新モスクワ)

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成田からモスクワへのフライトはアエロフロートが市北部の薄暗くて天井の低いシェレメーチェヴォ空港に、そしてJALは市南部の西欧風の明るいドモジェトヴォ空港に着く。
日欧の航空会社は次々雰囲気の良い空港に移行、JALも2年前に変えた。

開港から50年迎えたシェレメーチェヴォ空港は薄暗く古風で、初めて利用するとソ連っぽさを感じる事になるが、私は少し慣れているし、毎日の便のあるアエロフロート利用なので今回もこの古い方。

この空港のターミナルは第1が国内便、最近その横にウクライナ行き用などのC、そして成田など国際線は第2、そして横に今Aを建設中。今の所、第1、第2ターミナル間は周辺道路経由のバスで移動するしかない。滑走路は同じ所だが。

空港からモスクワ市内まで車で渋滞がひどいと3時間掛かったり何ともストレスのかかる所だった。外国の観光客が乗れるリムジンバスもない。それが昨年から鉄道が出来、かなり改善。30分か1時間おきに35分で市中心部に近いベラルースキー駅に着く。写真がその電車。但しもう1枚の写真の駅舎までは空港建物を出て一旦屋外に出る。接続する建物の一部がまだ工事中。零下20度以下になる冬の前に室内の歩道は間に合うのやら?
モスクワ106a モスクワ105a



日本への帰りもこの鉄道で空港へ。正確に運行していた。さて出国もあの薄暗い所を通り、2時間前になるまで航空会社はチェックインを受け付けてくれないのも相変わらず。しかし荷物検査場所は変わっていた。以前、搭乗待合室入口にあり、搭乗間際、乗客は集中し、狭くて、混んでイライラされられたが、今回出国審査後の所に変わっていた。審査後なら乗客はさみだれ式に出てくる程度だし、搭乗予定時刻まで買物もできるようになった。そんなことが長く改善されていなかった。次の課題はチェックインをもっと快適にすることか。今はまだ並ぶ窓口により速い遅いもマチマチ。しかし今の古風な第1、第2ターミナルでは不評は解消しないかな。

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赤くない赤の広場、最新モスクワ第3回

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ソ連時代、共産党は赤がシンボル色なので、確かに革命記念日など垂れ幕や旗で赤に沿っていた。しかしソ連時代は70年だけ。もっと歴史のある広場が赤と呼ばれるのは、赤というロシア語が昔は美しい、の意味で、17世紀に整備された時、美しい広場と名づけられた為。

さて東西700メートル、南北130メートルの広場は、赤くない青っぽい石が敷き詰められ、ソ連時代も今も特別な日に戦車がパレードするが、20年前にドイツ人のセスナ機が強行着陸出来た広さがある。

さて今回も毎日広場に足を踏み入れて、ここでの歴史に思い巡らした。南側にソ連指導者が並んでいたこと、東側はステンカラージンが反乱を起こして処刑され、又美しい聖ワシリー教会を建てた者がイワン雷帝に目をつぶされたこと、そして北側のグム百貨店前は今や冬に屋外アイススケート場になったこと。平日朝行ったら、写真の通り人出は少なかった。テロの多かった時やイベントある時は広場は入場禁止。
モスクワ113a

やはりここに来たら行くべきはレーニン廟。レーニンの遺体が見れる所。朝10時から入場できるが、長蛇の列。入場料は無料だが荷物やカメラは持ち込めず、入口近くで有料で預ける。明るい広場から上にレーニンと書かれた入口から急に暗い室内に入るので、目が慣れないでいると、角毎に兵隊が立って手でこっち行けと合図する。程なく眠れるレーニンが見えるが立ち止まると怒られる。まだソ連っぽい。
モスクワ115a

広場は神聖な場のようだが、米国映画撮影やマッカトニーのコンサートや山本寛斎のファッションショーが行われたり、名物の広場は結構「有効」活用されている。赤くない広場は世界の人を寄せ付ける。

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