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博物館で中国史を確かめ、寺では遣唐使の歴史を思う

長い歴史を刻む西安の博物館では、発掘された遺品で中国史をたっぷり辿ることが出来た。市中心部にあるのが陝西歴史博物館。

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先史時代から3千年以上前の西周の古代、青銅器や鼎が数多い。

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秦の始皇帝は兵馬俑の他、文字、法律、度量貫等も統一。漢の時代、蔡倫が紙を発明。

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周辺異民族との攻防と併せて西域進出も進む。三国時代や隋等を経て唐の国際的な文化が花開く。唐三彩、西域の影響の濃い遺品が大量に見られる。

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日本との交流では、小野妹子の遣隋使や多くの遣唐使がここ長安を目指し、かつてを偲ぶspotがある。荒波の航海の苦労の末に、阿倍仲麻呂はここ長安で没した。玄宗と出会った 興慶宮公園に記念碑があり、李白が悲しむ漢詩が刻まれている。

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空海は青龍寺で密教を学び、帰国後真言宗を開いた。記念碑や師との絵等がある。

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密教発祥の大興善寺や洛陽の中国最古の寺の白馬寺でも、日中友好の礎として空海像を見つけた。

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最近見た映画空海の物語も頭をよぎりながら、長安での空海を辿ることが出来た。

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中国古都で食三昧

中国を観光旅行するとたっぷり中国料理を堪能出来る。種類も多く、地元の得意料理にも出会う。但し続くと量も多く、敬遠気味になる人もいるが。西安に着いてまずは郷土料理の店。

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次いで餃子宴。地元の有名店、徳発長の支店で蒸し餃子16種類が提供され、日本でなじみの薄い味や甘い物まで。餃子以外も大皿がたっぷり提供された。

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寺巡りに因んで精進料理も。

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又新しい商業施設での火鍋も。中国では火鍋が広まり、世界の肉の需給関係を変えて、価格上昇につながった。

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洛陽の都では、スープが主の名物、水席料理を体験。

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昼には郷土料理。外食では地元ビールはどこも大瓶30元(約500円)。但しアルコール度が3%前後といつも薄目だった。

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唐時代の踊りを見ながら夕食を取る場所も。

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ついでにホテルでの一品。

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中国観光では、量と種類の多さで多彩な料理が迎えてくれた。

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平安京のモデルの洛陽には大きな石窟

中国河北省の地方都市洛陽。紀元前1世紀に後漢の都。北魏も5世紀に遷都し、過去9回も都になった。京都を洛中、京都に行くのを上洛、と洛が付くのは、ここ洛陽に由来。長安と並ぶ平安京のモデル。新幹線の玄関口は南の街と合わせた洛陽龍門。

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今の洛陽は古代の面影が少ない中、中国最古の仏教寺院、白馬寺がある。

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後漢の都の時代に由来するが、長く荒れ、今の中国になって再建。真新しい寺の一角には、タイ、ミャンマー、インドの寺もある。

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関林廟にも寄った。三国志の劉備の臣下の関羽は義理人情に厚く、孫権に討取られて首を送られた曹操が手厚く弔い、その首塚が寺に。商売の神様としても関羽信仰は強い。

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最大の観光spotは龍門石窟。雲崗石窟を残した北魏が遷都した洛陽にも石窟も残した。川(伊河)に沿った両岸の岩肌が刻まれた。

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大小10万の石窟があるとされるが、1ヶ所で小さな像が1万超ある万仏洞、北魏時代の最古が古陽洞。

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最大で目立つのは、廬舎那仏。唐代の像が多い中、女帝則天武后がモデルとされる柔和な顔立ち。

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対岸から眺めることが出来たが、午後の逆光で眩しい。

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世界遺産、中国4大石窟でもあり、いにしえの祈りがぐっと伝わって来た。

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中国で新幹線に乗った

中国の新幹線はCRHと略す高速鉄道。広大な国土の主要都市を結び、世界的に圧倒的な規模の長さになっている。

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西安から300キロ離れた洛陽と高速鉄道と往復した。西安は新駅が10数キロ離れた西安北駅。規模が大きく内外とも空港のよう。

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最高時速は304キロを記録。車内販売員が時々通るが、走行中も頻繁に清掃員が仕事をしている。席で充電も出来る。

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行きは停車駅の多いパターンで、すぐ次駅で上海行きの速達列車に抜かれた。

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直線ルートで迅速に建設した幹線の駅は街の郊外が多い。山を前にした駅も通った。

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しばらく行くと黄河が見え、三門峡駅停車前にダムも見えて来た。

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行きは1時間40分、帰りはノンストップで1時間20分と定刻通り。但し帰りの上海発西安行は前の列車が出発した直後、予定より4分早く到着した。

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駅では出発数分前にゲートが締まり、ホームへの出入口は分けていた。

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車内外は日本の新幹線と大きな違いは感じなかったが、セキュリティーや拠点駅の大きさは違っていた。

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世界遺産兵馬俑に圧倒された

かつての秦の都、咸陽は西安の西側だが、兵馬俑は西安の東側に埋められていた。中国を最初に統一した始皇帝は、巨大な墓を造らせた。撮影ポイントから見ると、今は遠くの山にしか見えないが。

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その麓に王を守る兵隊が、44年前当時畑だったところから大量に発掘された。今は秦始皇兵馬俑博物館として世界遺産の大観光地に整備されている。

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1号坑に身長170センチを超える兵隊2000体が土手の間に整然と立ち並ぶ姿は壮観。

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出口近くでは修復の作業場にも成っている。

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秦銅車馬陳列館は4頭立ての馬車があり、車輪まで精巧に作られている。

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3号坑では何体かの兵士がガラスケース内で整った姿を見せている。

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大勢の観光客が取り囲む。

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数年前に上野の博物館で公開された兵隊や馬に感激したが、始皇帝の眠るそばに並ぶ大量の姿や転がる現場で、2000年以上の時空を超えた対面が実現した。

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